千代田町について
邑楽郡千代田町は、群馬県の南東部に位置し、鶴舞う形と称される群馬県の顎の部分に当たります。また、利根川を挟んで埼玉県との県境にあります。西の丘陵地帯を中心に古墳が点在していることから、古くから集落ができ、文化が開けていたとされます。また、江戸時代には利根川を利用した江戸への水運の拠点として繁栄しました。町の文化財としては、国指定の重要文化財である、鎌倉時代の作品と推定される高さ20㎝の銅製の鈴である銅五種鈴は密教法具として使われていた物で、五種類がそろっているのは非常に貴重なものです。県指定の重要文化財である地蔵菩薩画像板碑は鎌倉時代の石造美術品としてとても貴重なものです。