南牟婁郡御浜町は、三重県の南部に位置しており、北と西には山地、東には熊野灘沿いの低地が土地を形成しています。また、東部の海岸は七里御浜という玉砂利の海岸が広がっており、吉野熊野国立公園に指定されています。町の主産業は温暖な気候を活かした柑橘栽培で、年中みかんのとれる町として知られています。9月には温州ミカン、その後伊予柑、清見、甘夏、6月にはサマーフレッシュ、6～9月は温室みかんと、一年通してみかんが出荷されています。この町の魅力は豊かな自然がもたらす景観で、七里御浜や世界遺産の熊野古道、風伝峠朝霧など、いたるところに自然を堪能できるスポットがあり、多くの方が訪れています。