赤穂市は、兵庫県南西部、岡山県との県境にある町です。町には名水百選にも選ばれている千種川が流れ、播磨灘に注ぐ河口付近にかつての赤穂城を中心とする城下町の風景が残っている市街地が形成されており、さらに古い港町の様相も併せ持っています。気候は瀬戸内海式気候で、年間通して晴天の日が多いことから、古くから塩田が栄えました。この塩田からは赤穂の塩としてブランド化され、全国に流通しているほか、坂越のカキの養殖や、御崎の赤穂温泉などが、町の産業を支えています。特産品には赤穂の塩以外にも、塩味饅頭などの塩製品やイカナゴの釘煮、赤穂雲火焼などがあります。