御所市について
御所市は、奈良県中部に位置し、西には大和葛城山、金剛山、南には風の森峠が土地を形成しています。古くは御所市一帯が天皇家の外威として権勢を誇った葛城氏や巨勢氏の本拠地であり、そのため市に残る遺跡や史跡には大変見どころが多くあります。巨勢氏の水泥南古墳の蓮華文が刻まれた石棺は、仏教文化と古墳文化の融合を示す最古の事例として有名です。その他にも国指定の史跡には巨勢寺跡や金剛山、山岳寺院、高宮廃寺などが市内に点在しています。このように数多くの史跡や歴史的建造物が多く残っているのがこの町の特徴であり、町の観光スポットとして多くの方が見物に訪れています。