笠岡市について
笠岡市は、岡山県の南西部、瀬戸内海沿岸に位置する港町です。笠岡諸島を含む井笠地方の中核都市で、笠岡干拓地と天然記念物であるカブトガニの繁殖地としても有名です。古くは幕府代官所が置かれた幕府直轄地でした。市域は丘陵地が多く、平坦な土地が少ないことから江戸時代から大規模な干拓が行われてきました。戦後には市の南東部や南西部も干拓が行われました。産業は、南西部茂平地区に産業団地があり、工業や流通関係企業が集まっています。また市内の島嶼部では最大の面積を持つ北木島では採石が盛んに行われ、産出される石は靖国神社や大阪城で使われています。他の名産物としては海産物などがあります。