扶桑町について
丹羽郡扶桑町は明治時代には養蚕、生糸の集散地として栄えていました。現在は名古屋市のベッドタウンとして発展している一方で、田園地帯が広がり農業が盛んな地域でもあります。特産品は江戸時代に大名に献上されていたと言われる「守口大根」です。他にも牛蒡の味噌漬けや切り干し大根の漬物などがあります。また、町の無形文化財である「端折長柄傘」は、豊臣秀吉が花見に用いたと言われており、現在は海外にも輸出されるほど広く知られています。河川敷に広がる木曽川扶桑緑地公園にはサイクリングロードや芝生広場、遊具広場、サッカー場などがあります。ここでは木曽川に飛来する野鳥を観察することもできます。