御杖村について
宇陀郡御杖村は、奈良県の東端部、曽爾高原の南に位置しています。村内には名張川の源流があり、伊勢本街道も通っています。奈良県の三重県の県境にあることから、古くから伊勢や伊賀地方と関係が深く、東海・中部地方と近畿地方を繋ぐ交通の要所として機能しています。中世までは伊勢参宮のための伊勢本街道が発達したこともあり、古くは伊勢本街道の宿場町として栄え、現在でも当時の雰囲気を残しています。村の主産業は林業と農業で、林業は昔から村の中心産業でした。天にまっすぐ伸びるその姿は村の姿を現しているとして、村の木に指定されています。村内の丸山公園は桜の名所として、花見のスポットになっています。