馬路村について
日本でも有数の多雨地帯として知られている安芸郡馬路村。黒潮上の湿った気候が四国山地に吹き付けるため、年間を通して雨量が多くなっているのです。主な産業は林業で、魚梁瀬杉を使った工芸品や建築材が村の特産物となっています。また柚子の栽培も盛んに行われており、柚子酢やジャムなどの加工品が全国に多数出荷されています。そんな安芸郡馬路村には今でも豊かな自然が色濃く残されており、のどかな景色が広がっています。絶滅危惧種であるニホンカモシカも生息しているほどです。村を流れる安田川は村民の憩いの場となっており、夏には天然アユの釣り場、子供たちの遊び場として賑わいを見せています。