丹波山村について
北都留郡丹波山村は、山梨県北東部の県境に位置し、北都留郡北西端、関東山地の南東部にあります。村のほとんどが山林地帯で、集落は海岸段丘上や傾斜地に点在しています。丹波山地区が村の中心部で、南には大菩薩山系の支脈妙見鹿倉尾根を境に小菅村と、西では大菩薩嶺を境に甲州市塩山地区と接しています。村の産業は、戦国期から江戸時代初期にかけては黒川金山での金鉱採掘もおこなわれていましたが、主な生業は焼畑農業でした。その後は交通機関が発達し、養蚕やこんにゃく、わさびなどの栽培、製炭、旅宿なども盛んになりました。村のお祭りとしては、丹波山祇園祭や盆踊り花火大会などがあります。