田子町について
三戸郡田子町は、青森県最南部に位置し、岩手県と秋田県との県境に位置しています。町の多くは八甲田山系によって山岳地帯を形成しています。その山々には、大黒森、雷鉢森などがあり、熊原川、杉倉川などの河川が町を流れます。町名の由来は、アイヌ語で「小高い丘」を意味する「プコプ」からきているとされています。気候は山岳地帯特有の冷涼な気候で、寒暖の差が大きいです。古くから定住集落があったことから、縄文遺跡も多く出土しています。町の主産業は農業で、畑作が中心となっています。中でもにんにくの生産量は日本一で、「にんにくの町」としても有名です。また田子牛などの畜産も盛んです。