会津坂下町について
会津盆地の西部にある河沼郡会津坂下町には阿賀野川や只見川が流れ、水田や山林が広がっています。町内には旧石器時代を物語る出雲崎遺跡や鍛冶山遺跡などが多く残されています。また、恵隆寺には国重要文化財に指定されている木造千手観音立像があり、多くの観光客が訪れています。会津冬の風物詩と言われる「ばんげ初市大俵引き」では農作物の豊作や無病息災を願って大俵を引き合います。薬王寺境内にある杉の糸桜は、会津五桜のひとつです。特産品は地元の大豆を使った味噌や醤油、地酒「ばんげの酒」、はちみつ、馬刺し、馬革製品、蕎麦などがあります。また、コシヒカリの産地としても知られています。